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創業150余年 八神製作所の介護用品公式オンラインショップです

介護用品のオンラインショップ ヤガミホームヘルスセンター

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おむつって何を選べばいいの?

「外出時の尿もれが不安…」「おむつを使用しているのだけど、もれてしまう…」など
ご自身の尿もれや、ご家族の排泄ケアのお困りごとをよくご相談いただくことがあります。
いざ、紙おむつを使ってみようと思ったときに、種類がたくさんあり、何を選べば良いのか分からないというお声もお聞きします。
紙おむつには様々な種類があり、選ぶ際には下記2点が必要になります。

  • 使用者の身体に合っていて、尿や便がモレないこと

  • 使用者の使用状況に合わせて選ぶこと

今回は紙おむつの種類と選び方、使用の際のポイントを紹介します。

  • 1.紙おむつの種類
  • 2.紙おむつの選び方
  • 3.紙おむつ使用の注意点
  • 4.排泄に関する「よくあるお悩み」
  • 5.医療費控除のご案内

1.紙おむつの種類

種類1:アウタータイプ

紙おむつのアウタータイプには大きく2種類、パンツタイプとテープタイプがあります。
生活状況や身体状況に合わせて選択します。

①パンツタイプ

下着と同様、足から通して脱ぎ履きするタイプです。

  • サイズの選び方
    ウエスト(胴まわり)でサイズを決めましょう
  • 対象者
    一人でも歩いてトイレに行ける方や、トイレの利用に介助が必要な方
  • 特徴
    腰回りから腹部にかけて伸縮性のあるギャザーがあり、股モレを防ぐ股回りギャザー付で外出時にも使用可能。薄型タイプや高吸収タイプもある為、日中と夜間で使い分けすることもできます。

②テープタイプ

寝て過ごす時間が長い方に適した、横になった状態で交換するタイプの紙おむつです。

  • サイズの選び方
    ヒップ(腰まわり)でサイズを決めましょう。
  • 対象者
    日中ベッドで過ごすことが多い方、立つことが難しい方
  • 特徴
    横になったままでも交換しやすくご本人の負担が軽減できます。
    テープの位置や止め方の向きを工夫することで身体にフィットさせ、背中からのモレを抑えます。

種類2:インナータイプ

①尿とりパッド

テープタイプやパンツタイプに組み合わせて使用する尿取りパッドです。
裏側にテープやずれ防止がついており、身体を動かしてもズレないように工夫されています。
パッドを併用することで紙パンツを毎回交換するよりもコストや介護者の負担を減らすことができます。
軟便にお悩みの方向けに、軟便用のパッドもあります。

②軽失禁パッド

男性用と女性用があります。
男性用のパッドは、体の前側をしっかりカバーする形状で、下着の前面につけて使用します。
ズボンの前に尿の染みができないよう工夫がされています。
女性用は長方形で下着の股部分に取り付けて使用します。
①でご紹介した尿取りパッドよりも吸収量が少ないですが、綿パンツなどの普段の下着に併用することも可能な為、笑ったりお腹に力が入ったりした時に少しモレるのが気になる方にも安心してお使いいただけます。

2.紙おむつの選び方

基本の選び方

  • ①身体状況により、アウタータイプを選択します。
  • ②アウタータイプに合わせてインナータイプ(尿取りパッド)を組み合わせて選択します。
    インナータイプ(尿取りパッド)は、「昼用」「夜用」など尿量や使用状況から選びましょう。
    日中、交換頻度が多い場合は、吸収量の少ないパッド、交換が長く出来ない場合(夜間から朝まで等)は吸収量の多いパッドを使用するなど、使い分けをするのがおすすめです。
  • ③モレを防ぐためには、身体に「フィット」するサイズを選ぶ必要があります。
    ウエストサイズ・ヒップサイズに加えて、モレやすい太もも周りのサイズも測ることがおすすめです。

生活パターンによる選び方

上記にご説明した以外にも、状態や日中の過ごし方によって選定する商品が変わってきます。
例えば、「外出する際は太ももが固定されず、動きやすい薄型のパッドやパンツタイプを使用する」
「パッドの交換頻度が下がる就寝時間だけテープ止めタイプを使用する」などがあります。

排尿パターンによる選び方

商品に記載してある容量・回数を確認し、ご本人様の1日の排尿量や排尿回数に適した商品を選ぶことがおすすめです。
高齢者1回の排尿量は平均150ccと言われていますが、個人差があります。
おむつの使用前と使用後の重さを測ることで、排尿量を把握してから選ぶという方法もあります。

3.紙おむつ使用の注意点

  • ①紙おむつを使用することは、体力・残存機能が低下することに繋がる恐れがあります。
    モレ対策をすることも大切ですが、できるだけ、現状の生活動作が維持できる商品がおすすめです。
    昼間はトイレ、夜間の移動が難しい時間帯だけ紙おむつを利用するという方法もあります。
  • ②紙おむつの使用はご本人様にとってデリケートな問題です。
    家族だけで決めるのではなく、ご本人様の意思も汲み取りながら選びましょう。
  • ③モレやおむつによる肌の締め付けが原因で皮膚トラブルを起こすことがあります。
    同じ体勢が続くことを避けたり、定期的なパッドの交換・肌の清潔を守ることを心がけましょう。

4.排泄に関する「よくあるお悩み」

お客様より寄せられる排泄に関する「お悩み」を解決するポイントをご案内します。

トイレへ行く回数が多く、外出や旅行へ行くのが心配です。

今使用している下着に取り付ける「軽失禁用尿取りパッド」や、洋服に響かない薄型のパンツタイプの紙おむつを使用して、お出かけしましょう。

夜中に何度もトイレに起きるため、熟睡できません。

膀胱内に尿が残っている可能性があります。1度尿が出ても直ぐに立ち上がらず、1~2分座って再度、お腹に力を入れて尿を出すことを心がけましょう。

就寝時、吸収量が大きい紙おむつや尿取りパッドを使用していますが、朝になると尿があふれてしまっています。

尿が横モレしている可能性があります。
可能であれば、アウターとインナーは同じメーカーの物を使いましょう。
各メーカー、セットで使用することで横モレしないような設計となっています。
また、テープタイプの紙おむつを使用されている方は、股部分の両サイドにあるギャザーの中に尿取りパッドを入れることで、ギャザーが立ち、横モレを防ぐように設定されています。

5.医療費控除のご案内

1年間に支払った医療費の世帯合計が10万円を超える場合または
その年の総所得金額等が200万円未満の人は、総所得金額等の5パーセントの金額を超えた場合、
医療費控除の申告ができます。(控除額最高200万円)
医師が必要と認めたおむつやパッドも医療費控除の対象となります。
※詳細は各税務署へお問い合わせください。


対象

傷病により、おおむね6カ月以上ねたきり状態にある方又はあると認められる方。


おむつ使用証明書について

・介護保険の認定を受けていない方
「おむつ使用証明書」が必要となります。

・介護保険の要介護認定または要支援認定を受けた方
「主治医の意見書の写し」(一定の記載があるもの※1)または 要介護認定に係る主治医の意見書の内容
「市町村が確認した書類」があればおむつ使用証明書の提出は不要になります。※2

※1 寝たきり状態にあること、失禁への対応としてカテーテルを 使用していること又は尿失禁が発生している若しくはその発生可能性があることが確認できること。


※2 令和6年以前の購入分についてはおむつ使用証明書が必要です。


排泄に関するお悩みは、デリケートな問題です。
ヤガミホームヘルスセンターe.よりそうだんでは、様々な種類の紙おむつを取り扱っています。
お気軽にご相談ください。

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